SF映画の金字塔、ブレードランナーの続編!
それも敬愛するドゥニ・ビルヌーブが監督!
リアルタイムで観にいかにゃぁ、『映画好きなんですぅ~♡』なんて口が裂けても言えない!
もちろん、YouTubeで短編映画3本にほぼ忘れかけたて前作も観て~の、予習復習バッチリ!
...と、公開当初いそいそと観に行ったんですけども...
とってもとっても哲学的過ぎて^^;
そこがまぁ、ビルヌーブが監督らしいっちゃらしんですが
つい、ついね、ウトウトしちゃったんですよぉ~!
ごめんね、すまんね、許してネ!!
でも意識を失ってはいませんので! ← ホントよ^^;
もう、賛否両論出尽くしているはずなので、私の下手な感想なんざ、今更なんですが
結論から申しますと、続編を作んなくても良かったんじゃないかなぁ~と...
決してビルヌーブ監督を否定している訳じゃないんです!
勿論、今作の質の高さは並じゃないです!
最近続編が公開された「△ター・△ォ―ズ」なんざ足下にも及ばない傑作中の傑作!
一縷の期待持たせつつ、主人公と一緒に観客までもを奈落の底に突き落とす失望感
無情の現実を突きつける容赦なさ
それでも、主人公を否定的に描く事無く
わずかでも救いの光をあてながら、どこまでも静寂で美しい情景の中で迎えさせる主人公の最後
こういうシーンを撮らせるとホントに上手いのよ、この監督
期待を裏切らない監督の手腕に脱帽なんでございます!
でもね、ビルヌーブ監督ファンといたしましては、同じテーマなら、監督オリジナルの世界観で、映像で、観てみたかった...と
前作のブレードランナーの世界観そっくりに再現した映像はとても見事なんだけど、見事過ぎてかえって模倣に見えるという矛盾
完成され過ぎたビルヌーブ版ブレードランナーに老いたハリソン・フォードが出て来た時の違和感
リドリー版と似せていても、完成度が高いゆえにビルヌーブ色で固められた作品になってしまい、オリジナルのリドリー・スコット版から離れてしまった印象
これを良しとするか、否とするかは、前作への愛がどれだけ深いかによるのかなぁと思いました。
1つのブランドと化してますものね、ブレードランナーって
こんな形で続編作りの難しさを実感するとは思わなんだ^^;